米Apple Inc.は,同社のタブレット型端末「iPad」の販売台数が,2010年4月30日金曜日(現地時間)で100万台に到達したことを明らかにした(発表資料)。同年4月3日の発売開始から28日間で達成したことになる。「iPhoneで100万台を達成するのに要した74日間の半分以下」(同社 CEOのSteve Jobs氏)だという。実際,iPadの売れ行きは好調なようで,「予想以上の需要があるため」(同社)とし,米国外でのiPad発売を約1カ月延期し,5月末発売へと変更した経緯がある(Tech-On!関連記事)。

 このほか,Apple社は,iPadのユーザーが,「App Store」から1200万本を超えるアプリケーションを,「iBook Store」から150万本以上の電子書籍をダウンロードしたことも明らかにした。