「3D REGZA」を投入へ
「3D REGZA」を投入へ
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ビジュアルプロダクツ社 映像マーケティング事業部 日本部 部長の岡田淳氏
ビジュアルプロダクツ社 映像マーケティング事業部 日本部 部長の岡田淳氏
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ビジュアルプロダクツ社 映像マーケティング事業部 事業部長の村沢圧司氏
ビジュアルプロダクツ社 映像マーケティング事業部 事業部長の村沢圧司氏
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 東芝は2010年4月14日,3次元(3D)映像の表示に対応した液晶テレビ「3D レグザ(REGZA)」を,2010年夏に世界市場に投入すると発表した。3D対応のBlu-ray機器も合わせて製品化する。国内の年末商戦における販売比率として,「46型以上の大型品の20%を3D対応品にする」(同社 ビジュアルプロダクツ社 映像マーケティング事業部 日本部 部長の岡田淳氏)計画という。

 「高画質な3Dをコンセプトに,東芝ならではの製品を投入していく」(東芝 ビジュアルプロダクツ社 映像マーケティング事業部 事業部長の村沢圧司氏)。通常の映像を3D映像に変換する「2D-3D変換」や3D映像に向けた「超解像技術」などを搭載する計画だ。具体的な仕様に関しては,「別途,発表会を開催する予定」(村沢氏)である。

CELL REGZAの第2弾は2010年下期に投入

 東芝は,ソニー・グループや米IBM Corp.と共同開発したマイクロプロセサ「Cell Broadband Engine(以下Cell)」を搭載する液晶テレビ「CELL レグザ(REGZA)」についても,3D映像に対応させていく。既に,2009年1月に開催された「2010 International CES」で,欧州市場向けに市場投入することを明らかにしていた(Tech-On!の関連記事1)。国内市場には,2010年下期に製品化する。「もっと便利な使い方ができるような新しいネットワーク機能や,(55型以外の)画面サイズの拡充を図っていく」(東芝の村沢氏)という。