家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

Google、AdWordsサービスに関する商標侵害訴訟で仏ブランドに勝訴

Tech-On!
2010/03/24 16:25
印刷用ページ

 米Googleは米国時間2010年3月23日、フランスの有名ブランド・グループLVMH Moet Hennessy Louis Vuittonなどとの訴訟で、欧州司法裁判所がGoogleに有利な判決を下したと発表した。裁判所は、Googleが商標法を侵害していないと判断したという。

 LVMHは、シャンパンのドン・ペリニヨン、アパレルのルイ・ヴィトンやフェンディといった高級ブランドを傘下に持つ企業。Googleの有料広告サービス「AdWords」において、広告主がブランド名を検索キーワードとして登録し、ブランド名の検索結果ページに広告を掲載できるようにしていることについて、商標法に違反していると主張していた。

 これに対しGoogleは、AdWordsを利用する広告主がブランド名を検索キーワードとして購入することは登録商標の不正使用に当たらないと反論。また、AdWordsは単に広告サービスをホスティングしているのであり、商標侵害の責任を負うものではないとしていた。

 裁判所は今回、AdWordsをインターネット・ホスティング・サービスと見なして欧州法を適用した。米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、裁判所は、一部広告により消費者が混乱する可能性があることを認めたが、それは広告主の問題だと判断したという。

 裁判所の判決を受けてGoogleのEMEA事業訴訟責任者であるHarjinder S. Obhi氏は、「これは重要なことだ。インターネット上の自由な情報の流れを支える基本的原理だ」と歓迎のコメントを同社公式ブログに投稿した。また、偽造品販売の懸念については、「当社は厳格なポリシーを設け、偽造品の広告掲載を禁じている」と述べた。

 これに対してLVMHは、裁判所が「登録商標のキーワード使用について、広告主は商標権所有者の同意を得なければならない」とした点を評価するという声明を同日発表した。

[Google公式ブログへの投稿記事]
[LVMHの発表資料]

【9月15日(火)開催】触るインタフェース(応用編)
~ウエアラブルと身体性から読み解く次世代インタフェース~


ウエアラブルデバイスで触覚情報を利用するための基礎と最新技術や、全身触覚と身体性に着目した新しい触覚インタフェースの新潮流について解説する。この分野に精通する3人の講師が、様々な研究開発例とその実装方法を紹介する。詳細は、こちら
会場:BIZ新宿 (東京・西新宿)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング