Dpa,地デジ難視対策の衛星放送を開始
デジタル放送推進協会(Dpa)は2010年3月11日正午,地上デジタル放送(地デジ)への移行に伴って難視聴になる地域を対象にした衛星放送の本放送を開始した。2015年3月までの暫定的な措置になる。
地形的な要因や混信によって地デジを視聴できない地域が対象。衛星放送による暫定処置の間に,地上系の放送基盤を整備することになる。対象地区のリストは「ホワイトリスト」として総務省が公開する(公開ページ)。放送にはスクランブルがかけられており,対象地域以外では視聴できない。
NHK(総合・教育),日本テレビ,テレビ朝日,TBSテレビ,テレビ東京,フジテレビの地上デジタル放送を衛星で同時再送信する。ただし,どの地域でもすべての放送局の番組を視聴できるわけではない。本来ならその地域で視聴できる放送局と同系列の放送局の番組だけを視聴できる。なお,これまで衛星放送でしかテレビ放送を視聴できなかった地域は,NHKの番組のみを今回の衛星放送で視聴できる。
衛星放送される番組は,アナログ放送と同等のSD画質になる。字幕放送と電子番組ガイド(EPG)を利用できる
試験放送は2010年2月22日から実施していた。試験放送では,その地域で視聴できない放送局の番組もEPGに表示されてしまうという問題が明らかになっている。この問題に対してDpaは「基本的には受信機メーカーに商品企画に依存する問題。EPGに表示する放送局を選択できる製品と選択できない製品がある。視聴できない局の番組を選択すると,衛星放送の案内チャンネルが表示されるようになっている」と語った。
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