「MRIの画質をさらに高められる」,Analog Devicesが20ビットD-A変換器LSIを発売
米Analog Devices社は,精度と分解能が競合他社品に比べて4倍高いD-A変換器LSI「AD5791」を発売した(ニュースリリース)。分解能は20ビット(1ppm以下)で,積分非直線性誤差(INL)は最大±1LSBである。核磁気共鳴画像装置(MRI)などの医療用電子機器やテスト機器,計測機器,工業用制御機器などに向ける。同社によると,「発売したD-A変換器LSIをMRIに適用すれば,画質をさらに高めることが可能になり,乳がんセルなどの微小な異常を発見しやすくなる」としている。
電圧出力のD-A変換器である。更新速度は1μs。出力の雑音電力スペクトル密度は標準9nV/√Hz,微分非直線性誤差(DNL)は最大±1LSBである。出力電圧の経時変化ドリフトは標準0.1ppm,温度ドリフトは標準0.05ppm/℃といずれも低く抑えた。クロック周波数が50MHzの3線のシリアル・インタフェースを備える。電源電圧範囲は±16.5V。動作温度範囲は,−40〜+125℃。パッケージは20端子TSSOPと,実装面積が4mm×5mmのLFCSP。1000個購入時の単価は38米ドル。
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