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【DATE 10】SystemCのミックスト・シグナル拡張仕様の第1版,OSCIが発表

2010/03/10 08:01
小島 郁太郎=Tech-On!
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ESCUGでもAMS1.0を紹介 Tech-On!が撮影。スライドはOSCIのデータで, AMSの位置づけを紹介している。左の「黄色の部分」を埋めるのが,AMSになる。
ESCUGでもAMS1.0を紹介 Tech-On!が撮影。スライドはOSCIのデータで, AMSの位置づけを紹介している。左の「黄色の部分」を埋めるのが,AMSになる。
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AMSのLRMの概要 OSCIのデータ。
AMSのLRMの概要 OSCIのデータ。
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 SystemCの擁護団体「Open SystemC Initiative(OSCI)」は,SystemCをアナログやミックスト・シグナル設計に対応させるための拡張仕様「SystemC Analog/Mixed-signal(AMS)」の第1版(AMS 1.0)を発表した(ニュース・リリース)。デジタル設計向けのSystemC(IEEE Std. 1666-2005)上に,必要な仕様を加えた。

 ドイツのドレスデンで開催中の国際イベント「Design, Automation, and Test in Europe(DATE) 2010」と同じ会場で,OSCIはSystemC AMSに関するチュートリアルを3月8日に行った。また,9日に同じ会場であった欧州のSystemCユーザー会「European SystemC User's Group Meeting (ESCUG)」でも,AMS 1.0を大々的に紹介した。

 OSCIは1年半ほど前の「DAC(Design Automation Conference)2008」でAMSに関する要求仕様やホワイト・ペーパーなどを含む「AMS Draft1 Kit」を公開し(Tech-On!関連記事),業界からの声を募った。2009年3月にその公開レビューが完了し,約1年かけてブラッシュ・アップし,今回,正式仕様の1.0版の公表にこぎ着けた。AMSの策定のワーキング・グループには19組織から55名が参加したという。

 AMS1.0の仕様は,OSCIのホームページからダウンロードできる。ダウンロード可能なコンテンツは,次の三つである。すなわち,(1)要求仕様,(2)AMSのLRM(language reference manual),(3)ユーザーズ・ガイドである。ユーザーズ・ガイドには,AMS言語を使ったモデリングの基礎からの解説,多数のコード例,いくつかのアプリケーションの例題が含まれる。

 また,AMSのLRMでは,デジタル部(SystemC本体)との接続部からアナログ部本体まで,文法やモデルの構成が定義されている。さらにアナログ部本体に関しては,クラス・ライブラリやインタフェースがLRMで定義されている。なお,アナログ部の本体は,接続関係(Electrical Linear Networks:ELN),信号の流れ(Linear Signal Flow:LSF),時間変化(Timed Data Flow:TDF)でモデル化する。

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