産業技術総合研究所は,燃料電池展「FC EXPO 2010」(2010年3月3~5日開催,東京ビッグサイト)に,500~650℃で動作する出力200W級の手のひらサイズの固体酸化物型燃料電池(SOFC)モジュールと,600~650℃で動作する出力30W級のSOFCモジュールなどをパネル展示した。SOFCは通常,700~1000℃で動作するため,起動に数時間から数日かかるのが難点だったが,動作温度を下げることで数分で起動可能となる。前者はパイプ状の発電セルを用いるもので,より低い温度での動作が可能な点が特徴。後者はハニカム状の発電セルを採用したもので,前者より部品点数が少なく生産工程数を減らせるのでコストを抑えられるという。いずれもNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプロジェクトで開発したものだ。

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