【SPIE】出展した国内EDAベンダのTOOLに展示会の状況を聞く
LSI製造の露光をテーマにした最大の国際会議/展示会「SPIE Advanced Lithography 2010(SPIE 2010)」が2月21日〜25日にシリコンバレーのSan Joseで開催された。国内EDAベンダーのTOOLに,展示会を中心に全体の雰囲気などを聞いた。同社は,昨年に続いて展示会には2回目の出展である。
TOOLによれば,今回のSPIEの国際会議部門では,登録者が前年比で3割増加し,景気回復の兆しが感じられた。ただし展示会部門では,出展社数が前年の79社から今年は57社へと3割減,コマ数は135から80へと4割減という昨年にも増してさびしい状況だったようだ。
展示会場は,昨年見られた直前キャンセルをうかがわせる会場内の休憩スペースは無かったものの,会場自体がかなり狭くなっていたという。「今年出展したEDAベンダーは5社だった。昨年の8社のうち,大手1社を含めて3社が出展を見送った。昨年6コマを使用していたある大手EDAベンダーは,今年は2コマになっていた」(代表取締役社長の本垰秀昭氏)。
「国際会議部門を中心にSPIE全体としてホットなテーマは,今年からセッションとして独立したEUV(extreme ultraviolet)と,昨年も話題だった「ダブル・パターニング」だった。EUVの開発が遅れる中で,ダブル・パターニングによる延命が最有力となり,実用化が現実味を帯びてきたということだろう」(同氏)。
今回は,半導体メーカーがビューワに関心
TOOLはブースで主にマスク・レイアウト・ビューワの「LAVIS」とOASIS形式のマスク・レイアウト・データを扱う「OASIS-Utility」を展示した。同社は昨年,装置メーカーがLAVISに興味を示したことに,いくばくかの驚きを示していたが(Tech-On!関連記事),今年はある大手半導体メーカーのOPC担当者がLAVISに興味を示したという。
本垰氏によれば,同担当者との最初の立ち話で,「数GバイトのデータならLAVISにとっては小さい方だ」と話したところ,最初は信用されなかった。そこで,ベンチマーク結果を見せた。すると,相手が急に乗り気になり,デモもじっくりと見ていったという。
デモの後で,同氏から「仲間にも見せたいので,近いうちに会社に来てデモをして欲しい」と言われたという。「強力なOPC処理により,ますます複雑化・肥大化するレイアウト・データのハンドリングや表示に苦労しているようで,「OASIS-Utility」にも関心も示した」と本垰氏は述べた。












