米General Electric Co.(GE)と富士電機ホールディングスは2010年2月25日,電力メーターを設計,製造,販売する合弁会社の設立を目指すことで合意したと発表した。電気の利用状況を「見える化」し,適切に管理するためのスマートメーターの普及に貢献することが狙いだという。

 富士電機は電力メーターの製造や販売,そしてサービスの一貫体制で長い歴史を持つ。一方,GEは次世代電力網「スマートグリッド」事業を世界で進めている。今回の合意は,日本市場を中心としたスマートメーターの展開を両社が協力して進める格好だ。

 合弁会社の具体的内容は,今後協議して決める。出資比率は,富士電機が過半数を占める見込みである。