【MWC続報】Marvell,1GHz動作のスマートフォン向けアプリケーション・プロセサを披露
米Marvell Technology Group Ltd.は2010年2月15〜18日にスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2010」(MWC2010)会場の同社ブースで,携帯機器向けアプリケーション・プロセサ「ARMADA 618」の動作デモを行った。
会場では,ARMADA 618向けに開発されたタッチ操作可能なスマートフォンの参照設計機を使い,米Google Inc.の携帯電話向けOS「Android」を動かした上で,H.264 High Profileで圧縮された1080p,30フレーム/秒のHD動画を再生したり,3次元グラフィックス画像を表示して見せたりした。この参照設計は,Androidのほか,米Microsoft Corp.の「Windows Mobile」やLinuxといったOSにも対応しているという。
ARMADA 618は,英ARM Ltd.の「ARM v6/v7」アーキテクチャに基づき,Marvell社が独自改良した1GHz動作の「Sheeva」コアを中核に,2次元/3次元対応のグラフィックス処理回路,動画Codec処理回路,画像処理回路などを統合する。現在サンプル出荷中で,2010年第1四半期中に量産出荷を開始するとする。また,今後の計画として「2010年第3四半期以降に,2コアの製品と,1コアの超低消費電力版の両方を発表する予定」(説明員)とした。
Marvell社のブースにはこのほか,中国China Mobile Communications Corp.(中国移動)が企画したAndroidベースのスマートフォン仕様「OPhone」に対応するタッチ操作型スマートフォンが多数並んでいた。「我々は中国独自の3G規格である『TD-SCDMA』対応のRFチップセットを持っている。これらはすべて,我々のTD-SCDMA RFとアプリケーション・プロセサを採用している」(説明員)。













