ドイツDTF Technology GmbHは,樹脂フィルムを基板に使ったFPDの製造に向くとするランプ・アニール技術を,「nano tech 2010(国際ナノテクノロジー総合展,2月17~19日)」に出展した。アニールする材料の表面を1000℃に加熱しても,樹脂フィルム基板の温度は数十℃に抑えることができる。この技術は,インク状にしたITO(indium tin oxide)やAgを塗布することによって電極などを形成する工程の中で使える。塗布後に溶剤を蒸発させ,ITOやAgを結晶化させる用途に使う。
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