発表会にはソニー 代表執行役 会長 兼 CEO のHoward Stringer氏もサプライズで登場した。
発表会にはソニー 代表執行役 会長 兼 CEO のHoward Stringer氏もサプライズで登場した。
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 日スウェーデン合弁Sony Ericsson Mobile Communications ABは,2010年2月14日にスペインのバルセロナ市で記者会見を開き,今夏までに発売するスマートフォンの新機種を一挙に3種類発表した。Symbianプラットフォームを採用し,HD動画の撮影・再生が楽しめる既発表の「Vivaz」(2010年1月21日発表)に,スライド内蔵式QWERTYキーボードを付けた「Vivaz pro」,そしてAndroidプラットフォームを採用した既発表の「XPERIA X10」(2009年11月発表,日本国内での名称は「ドコモ スマートフォン Xperia」)を手のひらサイズに小型化した「XPERIA X10 mini」と同機種にスライド式QWERTYキーボードを内蔵する「同pro」の3機種である。新たに発表した3機種は「今夏までに発売する」とする。

 X10 miniシリーズは手のひらサイズの超小型端末。「X10と全く同じユーザー・エクスペリエンスを得られる」(同社Executive Vice President 兼 Chief Creation Officerの坂口立考氏)ことを目指した。サイズはminiが83mm×50mm×16mmで重さが88g,同proは90mm×52mm×17mmで重さが120gである。Androidのバージョン1.6を採用し,600MHz動作のQualcomm MSM7227プロセサを搭載する。

Sony Ericsson社が発表した「XPERIA X10 mini」。サイズは83mm×50mm×16mmで重さが88g。
Sony Ericsson社が発表した「XPERIA X10 mini」。サイズは83mm×50mm×16mmで重さが88g。
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同mini pro。サイズは90mm×52mm×17mmで重さが120g。QWERTYキーボードも含めて片手で操作できるように工夫したとする。
同mini pro。サイズは90mm×52mm×17mmで重さが120g。QWERTYキーボードも含めて片手で操作できるように工夫したとする。
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「Vivaz pro」。Symbianプラットフォームを採用し,HD動画の撮影・再生が楽しめる。スライド内蔵式QWERTYキーボード付きモデルだが,キーボードなしモデルとほとんど厚さが変わらないとする
「Vivaz pro」。Symbianプラットフォームを採用し,HD動画の撮影・再生が楽しめる。スライド内蔵式QWERTYキーボード付きモデルだが,キーボードなしモデルとほとんど厚さが変わらないとする
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