三菱電機は,同社が製造したブラウン管カラーテレビで焼損事故が3件発生したとして,使用中止の要請を始めた。対象となるのは,1988年5月~1991年1月に製造した「三菱 ブラウン管カラーテレビ」の25万4660台とブラザー工業のブランドで発売した4250台の計25万8910台。発売から20年が経過し,経年劣化によって発煙・発火の恐れがあるとしている。

 三菱電機が発売した対象製品の型名は,29C-AT1,29C-AT1BS,29C-AT2,29C-AT3,29C-AT81,29C-AT91,29C-AT92,29C-AT93,29C-BA1,29C-DA2,29C-A3Z,27C-AT1,27C-AT2,27C-AT3の14機種,ブラザー工業から発売した製品の型名は,CT29-844,CT29-845,CT29-846,CT29-847,CT27-742の5機種である。問い合わせには,フリーダイヤルで対応するとしている。(吉田 勝)

連絡先:0120-250-395
URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/oshirase/ctv1001/