高集積のLSIやLEDなど,発熱量の大きい電子部品が増えている。電子部品自身の小型化によって表面積が減少していることも,電子部品の放熱能力低下に拍車をかける。こうした部品を実装する場合,機器そのものの小型・薄型化も進んでいるので,ファンなどの冷却部品を使って部品表面からの放熱を促進するのが難しい。このような場合に活用すべきなのが,部品を実装する基板である。基板を放熱器として利用することで,部品の温度をグッと下げられる可能性がある。幅広い機器に関して熱設計のコンサルタントを務めるサーマル デザイン ラボ 代表取締役 国峰 尚樹氏は,日経エレクトロニクスが主催するNEアカデミー「熱設計を無理なく着実に進められる実践技術 第1回 熱設計の基礎と定石」(2010年2月2日に東京で開催)の中で,基板を放熱器として活用する際の考え方や注意点について,解説した。

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