日本電産トーソクは、中国で自動車部品を製造、販売するため子会社を増資し、新工場を建設することを決めたと発表した。同社グループは現在、自動車部品の大部分をベトナムのホーチミン市にある子会社で生産しており、CVT(無段変速機)用制御弁の受注拡大を受け6棟目となる新工場を建設中。一方、中国の自動車市場の急発展により、中国の現地自動車メーカー、中国に進出している日系自動変速機メーカーとの商談が数多く進んでいる。この商談に対し、客先の近くで製造して競争力を高めることを目的に、自動車部品事業の中国進出を決めた。
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