米Google傘下のオンライン動画共有サービス「YouTube」は米国時間2010年1月26日、Barack Obama米大統領の一般教書演説を生放送で配信し、視聴者からの質問を受け付けると発表した。

 YouTube内の「Citizentube」チャンネルで、米国東部時間1月27日午後9時より一般教書演説をライブ配信する。その間、視聴者から動画もしくはテキストで大統領への質問を投稿できる機能を開設する。その後数日間、視聴者は追加の質問を投稿するほか、他の視聴者が投じた質問への投票が行える。得票数の多かった質問の一部を、翌週、米大統領官邸(ホワイトハウス)で行う大統領インタビューで使う。インタビューの様子もCitizentubeで配信する。

 またCitizentubeでは、一般教書演説を前に、2010年の重要問題に関する一般市民の意見を募集している。他のユーザーからも関心が高い意見や質問については、国家安全保障、雇用と経済、エネルギーと環境、教育の各分野の専門家4人がコメントし、そのビデオを1月27日午後8時にYouTubeのホームページで配信する。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]