torneの開発陣。左からJAPANスタジオ制作部 ゲームデザイナーの西沢学氏，ソフトウェアプラットフォーム開発部 開発リーダーの石塚健作氏，商品企画部の渋谷清人氏
torneの開発陣。左からJAPANスタジオ制作部 ゲームデザイナーの西沢学氏，ソフトウェアプラットフォーム開発部 開発リーダーの石塚健作氏，商品企画部の渋谷清人氏
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視聴中の画面。画面下部に現在放送中の番組情報を表示できる。色が付いている部分は，それぞれの番組の経過時間を示す。人のアイコンはインターネット経由で集計したtorneによるリアルタイムの視聴者数（5段階評価）。「××トル」表示は，その番組をtorneで録画予約したユーザーの数を示す
視聴中の画面。画面下部に現在放送中の番組情報を表示できる。色が付いている部分は，それぞれの番組の経過時間を示す。人のアイコンはインターネット経由で集計したtorneによるリアルタイムの視聴者数（5段階評価）。「××トル」表示は，その番組をtorneで録画予約したユーザーの数を示す
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番組表画面。最大表示時には，9チャネルの丸一日分の番組が表示できる。カーソルの移動や拡大・縮小も自由自在。録画予約済みの番組はオレンジ色で表示される
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番組検索機能。読み込み済みの番組データを一覧表示して，見たい番組を探せる。日付別に表示できるほか，ジャンルやキーワード，チャンネル，時間帯などで絞り込みが可能。見つけた番組の録画予約や内容の表示，インターネットでの検索などもできる
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録画済み番組のリスト表示。選択すると動画サムネールが動き出す。番組検索機能と同様の絞り込みも可能
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録画済み番組のシーン・インデックス表示。インデックス画像はその場で生成する
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画面を2分割して，テレビ画面とWebページを同時に表示する。番組情報などから検索できる。
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チャート機能。テレビ視聴や番組録画の履歴を統計的に表示する
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　ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）は2010年1月22日，同社が3月に発売予定の「プレイステーション 3（PS3）」向けの地上デジタル放送視聴・録画キット「torne（トルネ）」の記者向け体験説明会を実施した（関連記事）。開発メンバーがtorneの開発意図や機能などを詳しく説明し，合同インタビューに応じた（インタビュー記事）。また，実際に稼働するtorneの試作機を用意して，集まった30人ほどの記者に自由に操作させ，体験させた。稼働中のtorneの動画を含め，リポートする。

　torneは，USB接続の地デジ・チューナーと専用ソフトウエアからなる。チューナーを接続し，ソフトウエアをPS3にインストールすることで，PS3で地デジ放送の視聴と録画ができるようになる。録画はPS3内蔵HDDに加え，USB外付けハード・ディスク装置（HDD）も利用可能。外付けHDDは最大8台まで登録可能で，4台まで同時に認識できるという。「接続可能なHDDについては，周辺機器メーカーと協力して，接続確認済みシールを用意するなどしていきたい」（SCE広報）。

　このほか，PSPとも連携する。まず，無線LAN経由で「リモートプレイ」機能を使うことで，PSPからtorneの機能が利用できる。具体的には，放送中の番組や録画番組を視聴できるほか，録画予約などの操作も可能。また，torneで録画した番組をPSPに書き出して持ち出せる。書き出される動画のビットレートは1Mビット/秒と512kビット/秒から選べる。書き出し時間は「実時間の1/3から1/2」（説明員）という。

動画 メニュー選択や番組視聴，チャンネル切り替えの様子
番組を選ぶと，番組名などをタイトル画面のように一瞬表示して，地デジ特有のチャンネル切り替えのもたつき感を解消するような工夫をしている。（約24秒の動画）
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動画 番組表の高速閲覧
カーソルの移動や拡大縮小はこれまでにないようなスピード感で操作できる。（約29秒の動画）
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動画 番組検索機能
絞り込み条件を入力すると，一瞬で抽出してリストを書き換える。日付別やジャンル別表示にして，一覧表を切り替えていくスピードも速い。（約23秒の動画）
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動画 録画済みの番組を探して表示するところ
シーン・インディックス生成間隔はリアルタイムで変更可能で，その場で生成し直す。番組の情報などをインターネットで検索することも可能。（約56秒の動画）
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