ドイツLANXESS社は、シンガポール、ジュロン島のブチルゴム製造拠点の建設計画を前倒しして再開する。中国とインドで顕著な中産階級層での急速な自動車の普及によるタイヤの需要増加に対応する。2010年5月に着工式をし、稼働開始は2013年第1四半期の予定。年間10万tの製造能力を持つ新拠点には、最大で約4億ユーロ(5億7500万米ドル)の投資を見込む。LANXESS社設立以来5年間で最大規模の投資である。
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