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三菱電機,消費電力を10%削減できるエレベータの群管理システムを開発

2010/01/14 15:17
吉田 勝=日経ものづくり
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 三菱電機は,これまでよりも消費電力量を最大で10%削減できるエレベータの群管理システムを開発した。利用者がボタンを押して昇降かごを呼び出した時点で,各エレベータの位置や乗車率から消費電力量を推定して配車を制御する。具体的には,朝夕や昼食時間帯などのエレベータが混雑する時間帯には利便性を優先し,空いている時間帯は省エネを優先して配車する。同社のシミュレーションでは,16階建てのオフィスビルで4台のエレベータを運用した場合,1日の消費電力量が従来システムに比べて最大で10%削減できた。このとき,昇降かごが到着するまでの平均待ち時間は1〜1.6秒程度の増加にとどまるため,利便性を損なわれないという。

 利便性と省エネ性のバランスは,混み具合に応じて自動的に調整されるが,設置者が任意に調整することも可能。指定した時間帯にあらかじめ昇降かごを待機させるといった運用もできる。同社は,今回開発したエレベータの群管理システムを搭載したエレベータを,2010年4月から国内外市場に順次展開する。

 エレベータの群管理システムは,大きなビルなどに設置された複数台のエレベータを運用するに当たって,利用者の待ち時間を短くするようプログラムされている。ただし利便性を重視すると,全体の消費電力量を増加させる場合があった。

連絡先:三菱電機 ビル事業部
TEL:03-3218-4544

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