超解像を利用して画像転送(著者が撮影)
超解像を利用して画像転送(著者が撮影)
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 東芝は液晶テレビ,パソコン,モバイル機器の「3スクリーン」の間で,映像(静止画,動画)を転送するソフトウエアとインタフェース技術を開発した。「3Screens」という技術名称を付けた。得意の超解像技術を応用するのが特徴だ。

 モバイル機器やパソコン内に蓄積してあるコンテンツ・データを,東芝が独自に開発したアプリケーション・ソフトでテレビに転送する。そのままでは画質が粗いので,超解像を利用して“クリーンアップ”するのである。パソコンで受信したネット画像の転送も可能。これまで超解像はパソコンやテレビに応用されてきたが,インタフェース技術に加わるというのが新しいトレンドだ。超解像処理はテレビ内部で行う。下の写真の人物は,開発者の酒井正人氏(東芝PC商品統括部)。モバイル機器からテレビに画像を転送している。

開発者の酒井正人氏(著者が撮影)
開発者の酒井正人氏(著者が撮影)
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