三重県産業支援センター 高度部材イノベーションセンターを中心とする開発グループは,印刷技術を活用して作製したLiポリマ2次電池を開発した。形状はシート型であり,曲げられる太陽電池やディスプレイなどと組み合わせたり,曲面形状に張り付けたりして使う用途などを想定する。フレキシブル基板上に形成した太陽電池と一体化すれば,発電機能と蓄電機能を一体化したシートも可能になるとする。製造手段として印刷技術を使っており,薄型化や大面積化,積層化が狙える上,さらにロール・ツー・ロールによる連続製造プロセスと組み合わせれば低コスト化も望めるという。今回のLiポリマ2次電池の開発は,三重県産業支援センター,凸版印刷,新神戸電機,クレハエラストマー,キンセイマテック,明成化学工業,三重大学,鈴鹿高専,三重県工業研究所が参加する,文部科学省 都市エリア産学官連携促進事業(発展型) 三重・伊勢湾岸エリアの成果。
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