米Symwave,Inc.と米Super Talent Technology Corp.は,USB 3.0対応の外付け型フラッシュ・メモリを開発した(ニュース・リリース)。外形寸法は3.75インチ×1.5インチ×0.5インチ(95.25mm×38.1mm×12.7mm)と一般的なUSBメモリよりも大きいが,携帯可能な大きさである。2010年1月7~10日まで米国ラスベガスで開催される「2010 International CES」の会場でSuper Talent Technology社が,会場付近のホテル(Hilton Hotel)でSymwave社が,それぞれ関連デモを披露する予定だ。

 開発品は, USB 3.0と3Gビット/秒のSATAに対応したSymwave社のSoC「SW6318」を採用する(関連ニュース・リリース)。開発した外付け型フラッシュ・メモリのデータ転送速度は300Mバイト/秒以上とする。SW6318が備えるRAID-0機能により,このデータ伝送速度を実現したとみられる。

 このほか,Symwave社はUSB 3.0-SATAブリッジLSIの新製品「SW6316」を開発した(関連ニュース・リリース)。CES会場付近にあるホテルで,SW6316によるデモも行われそうだ。