シャープ,液晶パネルの廃棄ガラスで耐候性を高めた塗料を開発
シャープは,液晶パネルの生産工程で排出する廃棄ガラスを利用し,耐候性を向上させた塗料を開発した。光源にLEDを採用した防犯灯(LED防犯灯)を覆うアルミニウム合金製カバーの塗料に使う(図)。これにより,日光や風雨などにさらされる環境下での耐久性を高める。
マザーガラスから必要なパネルサイズに切り出す際に発生するガラスの端材を集めて破砕する。まず,粗く破砕した後,さらに細かく粉砕し,約10μmの粉末状にする。これを顔料などと混ぜ合わせて塗料に仕上げる。
液晶パネルのガラスに要求される高い強度や耐摩耗性,耐熱性を備えた塗料となるため,従来の塗料に比べて塗膜の厚さを約6割に薄くできる。従って,塗装時間は2/3に短縮できる。
同社は今後,LED防犯灯以外にも,家電製品などへの用途を探る。
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