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三菱マテリアル、子会社と共同で高周波対応リアクトル用の圧粉成形コアを開発

2009/12/07 14:13
浜田 基彦=日経Automotive Technology
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 三菱マテリアルは、自動車向け焼結部品などを製造する子会社のダイヤメットと共同で、ハイブリッド車やEV(電気自動車)をはじめとする各種EVのDC/DCコンバータ、太陽光発電や風力発電の系統連係装置、エアコンなど省エネ家電のインバータなどに使う高周波化対応リアクトル用の圧粉成形コア「MBS-R」を開発した。

 これらのリアクトルのコアには0.1mm厚程度の電磁鋼板を使うことが多い。しかし、素材が高価であること、多数を積層するため加工コストが高いこと、製品形状に制約があるなどの問題点があった。こうした電磁鋼板を代替できるコア材料として、三菱マテリアルの中央研究所とダイヤメットは、高周波における鉄損の少ない圧粉成形コアに着目した。原料鉄粉の粒度分布を最適設計し、高耐熱のMgO系絶縁皮膜を採用し、成形・熱処理プロセスなどを最適化した。

 MBS-Rは、鉄損が従来の電磁鋼板並みに低いことに加え、飽和磁束密度が厚さ0.1mmの電磁鋼板と比較して約10%高く、3次元的な形状も自由に設計できる。ダイヤメットは既にサンプル供給を開始しており、今後はリアクトル、インバータのメーカーと共同で製品化を進める。

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