富士通マイクロ,ボトム検出コンパレータ方式の2チャネルDC-DCコンバータを発表
富士通マイクロエレクトロニクスは,ボトム検出コンパレータ方式の降圧型DC-DCコンバータIC「MB39A145」を開発したと発表した(ニュース・リリース)。液晶テレビやBlu-rayレコーダなどのデジタル家電機器に向ける。今回のICは同社が富士通VLSIと共同で開発した。
同社は2005年から「ボトム検出コンパレータ方式」を採用し,出力電流の急激な変化に高速で過渡応答するというDC-DCコンバータICを提供してきた。今回のMB39A145は,この方式のコンパレータ回路部を一部見直して,そこに流れる電流変化を電圧変位に変換することによって,より安定した出力電圧を提供できるようにした。
また,100mA以下の低電流領域では,PFM(pulse frequency modulation)機能によって,待機時の消費電力を削減することで省エネ化にも貢献できるとする。さらに,人には聞こえない動作周波数30kHz以上で稼動させるPAF(prohibit audio frequency)機能によって,オーディオ機器では電源部からの低周波雑音を抑えることができるという。
今回のICの電源電圧範囲は6.0〜28.0V。電源周波数は310kHz,620kHz,1MHz(内部プリセットで設定)。出力電圧設定範囲は0.7〜5.5V。パッケージは,24ピンで0.50mmピッチのプラスチックTSSOP。
富士通マイクロは,11月18日〜20日にパシフィコ横浜で開催の「Embedded Technology 2009」にこのICを出展する。 2010年1月より,サンプル出荷を始める。サンプル価格は200円/チップ。販売目標は200万個/月。
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