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 東芝が自動車向けモータ用ドライバ(駆動回路)の製品ラインアップを拡大している。自動車はここへ来てモータ採用点数が増えており、高効率でモータを駆動するドライバへの要求が高まっている。同社は豊富な品揃えと自動車対応の品質を可能にする設計力を強みに、主に海外市場に向けて攻勢をかける。

 モータは、ドアミラーの折り畳みやシートの移動、冷却液や油の循環などに使う(図)。東芝のシステムLSI部門では車輪駆動以外の100mA~数Aで駆動するモータの制御を用途として想定し、DCブラシモータおよびブラシレスモータに対応するドライバの品揃えを拡大している。

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