米Appleは米国時間2009年11月4日,「App Store」で配信している「iPhone」および「iPod touch」向けアプリケーションの種類が10万タイトルを突破したと発表した。

 App Storeは77カ国で利用可能になっており,ゲーム,ビジネス,ニュース,スポーツなど20カテゴリのさまざまなアプリケーションを提供している。9月には,20億ダウンロードを達成した(関連記事:「App Store」からのアプリケーション・ダウンロード,20億件を突破)。その時点で配信しているアプリケーションは約8万5000種類だった。

 App Storeは,2008年7月10日にサービスを開始(関連記事:米Apple社が「App Store」をオープン,iPhone 3G発売に先駆け)。立ち上げ当初のアプリケーションは約500タイトルだった。今年4月24日にダウンロード件数が10億件を超え(関連記事:iPhone向けのアプリケーション、9カ月間で10億回ダウンロードされる),アプリケーションの種類は約3万5000になった。7月には6万5000種類以上のアプリケーションを取りそろえ,ダウンロード件数が15億件に達した(関連記事:Appleの「App Store」,開始後1年で15億ダウンロードを突破)。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,米Googleが推進する携帯電話機向けソフトウエア基盤「Android」向けのアプリケーションを配信する「Android Market」は,現在約1万種類のアプリケーションを扱っているという。

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