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【東京モーターショー】トヨタ、専用プラットフォーム採用のEVコンセプト「FT-EVII」を出展

2009/10/26 07:27
小川 計介=日経Automotive Technology
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図1◎「FT-EVII」。EV専用プラットフォームを用いた。
図1◎「FT-EVII」。EV専用プラットフォームを用いた。
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 トヨタ自動車は東京モーターショーで、近距離コミュータ用途の電気自動車(EV)のコンセプトカー「FT-EVII」を公開した。2009年1月の米デトロイトショーで公開した「FT-EV」は、エンジン車「iQ」をベースにしたEVであったが、今回はEV専用にプラットフォームを開発した。

 FT-EVIIの室内空間は、iQと同等を確保しながら、車両サイズは小さくできた。全長2730×全幅1680×全高1490mmで、ホイールベースが1900mm。iQと比べて、全幅は同じだが、全長は255mm、全高は10mm小さく、ホイールベースは100mm短くなった。近距離移動用であるため航続距離は90km、最高速度100km/hである。

 エンジンをモータに置き換えると、機器の搭載スペースを小さくできる。このため、FT-EVIIは、iQよりも全長や全高を短くできた。また、EVにすることで生まれたスペースを利用することで、フロントフードの下に視界確保用の補助ウインドーを配置し、運転席からフードを通して車両前端付近を見えるようにした。フロントウインドーはワイパーを作動させるため傷が付かないようガラスを使うが、補助ウインドーは軽量化するためにポリカーボネートを用いた。都市部での使用を想定していることから、狭い道路でも使いやすいように両側スライドドアを採用した。

 ドライブバイワイヤの操縦システムを採用したことで、両手の操作でアクセル、ブレーキ、ステアリングを操作できる。運転手は、左右それぞれの手でスティックを握り、手前に引くとブレーキ、前方に倒すとアクセル、左右に傾けるとステアリングの機能が働く。足元は荷物の置き場などに利用できるという。

図2◎フロントウインドー下に、補助ウインドーを配置した。補助ウインドーの下の横方向の黒い部分は太陽電池パネルである。
図2◎フロントウインドー下に、補助ウインドーを配置した。補助ウインドーの下の横方向の黒い部分は太陽電池パネルである。
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図3◎ブレーキバイワイヤ。左右の白いスティックを、前後左右に傾けることで、アクセル、ブレーキ、ステアリングが機能する。
図3◎ブレーキバイワイヤ。左右の白いスティックを、前後左右に傾けることで、アクセル、ブレーキ、ステアリングが機能する。
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図4◎ルーフには、色素増感型の太陽電池を配置。ただし、ガラスルーフとの共存を図るため、金色の模様のついた部分のみが太陽電池パネルである。
図4◎ルーフには、色素増感型の太陽電池を配置。ただし、ガラスルーフとの共存を図るため、金色の模様のついた部分のみが太陽電池パネルである。
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図5◎テールランプはシースルータイプにすることで、運転席から後方を見やすくした。
図5◎テールランプはシースルータイプにすることで、運転席から後方を見やすくした。
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