東工大とTDK,フェライトで「IEEEマイルストーン」に認定

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2009/10/13 21:07
久米 秀尚=日経エレクトロニクス
図1 IEEEマイルストーン贈呈式の様子。手前左が東京工業大学 学長の伊賀健一氏で,手前右がTDK代表取締役社長の上釜健宏氏。後方中央がIEEE History Committee ChairのRichard Gowen氏。
図1 IEEEマイルストーン贈呈式の様子。手前左が東京工業大学 学長の伊賀健一氏で,手前右がTDK代表取締役社長の上釜健宏氏。後方中央がIEEE History Committee ChairのRichard Gowen氏。
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図2 世界初のフェライト・コイルのレプリカ
図2 世界初のフェライト・コイルのレプリカ
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 東京工業大学とTDKは2009年10月13日,磁性材料であるフェライトが「IEEEマイルストーン」に認定されたと発表した(図1,発表資料)。フェライトは,1930年に東京工業大学が発明し,TDKが1937年にフェライト・コアとして実用化を開始した。

 IEEEマイルストーンは,IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)が電気・電子技術に対して歴史的・社会的な価値を認定する制度で,25年以上の長期に渡り,世の中で評価されてきたものを対象としている。日本での認定は,今回の「フェライトの発明とその工業化」が10件目。これまでに,八木・宇田アンテナ(1995年)や東海道新幹線(2000年),電子式卓上計算機(2005年)などが認定を受けている。

 TDK代表取締役社長の上釜健宏氏は「発明から約80年経過した現在でも新たな技術が開発され,薄型テレビやハイブリッド車をはじめとするさまざまな新製品に搭載されている点が評価された」とする。

 今回の認定を記念して2009年10月13〜20日に東京工業大学 百年記念館で「フェライトの80年〜東工大とTDK 日本オリジナルの発明が世界的事業に〜」と題した記念特別展示を開催する。IEEEから贈呈された銘版や世界初のフェライト・コイルのレプリカなどを展示する(図2)。

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