写真●Google会長 兼 CEOのEric Schmidt氏(左)とVerizon Wireless CEOのLowell McAdam氏
写真●Google会長 兼 CEOのEric Schmidt氏(左)とVerizon Wireless CEOのLowell McAdam氏
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 米Googleと米Verizon Wirelessは米国時間2009年10月6日に共同記者会見を開き,Googleの携帯電話用プラットフォーム「Android」を搭載した端末をVerizon Wirelessが販売することに関して戦略的提携を結んだと発表した。

 両社は製品とサービスの構築やマーケティングについても協力する。両社とサード・パーティによるアプリケーションをあらかじめ搭載した数種類のデバイスを開発し,複数の大手メーカーで製造する。数週間以内に,Verizon Wirelessの小売店およびオンライン・ストアで発売する。

 米国向けAndroid搭載端末としては,ドイツDeutsche Telekomの米国法人T-Mobile USAが2008年10月に「T-Mobile G1」を発売(関連記事:【Androidケータイ】G1が米国で販売開始,無事入手成功),今年6月には「myTouch 3G」を投入している(関連記事:T-Mobile USA,Android搭載携帯の第2弾「myTouch 3G」を発表 )。また米Sprint Nextelも10月11日より販売を開始する(関連記事:SprintもAndroid搭載端末を10月に米国投入)。いずれも製造は台湾High Tech Computer(HTC)。

 米メディアの報道(New York Times)によると,Verizon Wirelessは年内に2機種リリースする計画という。製造メーカーについては明かしていないが,1社は米Motorolaとみられている。また,Googleの音声通信管理サービス「Google Voice」に関して,Verizon WirelessのCEO,Lowell McAdam氏はサポートする意向を示している。

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