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【CEATEC】フジクラの色素増感型太陽電池,「あくまで屋外発電用途にこだわる」

2009/10/06 18:51
木村 雅秀=日経エレクトロニクス
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20cm角のサブモジュールを16枚組み合わせたモジュール。サブモジュール単体の変換効率は最大7.1%
20cm角のサブモジュールを16枚組み合わせたモジュール。サブモジュール単体の変換効率は最大7.1%
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 フジクラは,ガラス基板を使った色素増感型太陽電池を「CEATEC JAPAN 2009」に出展した。色素増感型太陽電池では室内での利用や装飾性/デザイン性を狙った開発が活発化しているが,同社はあくまで屋外での発電用途にこだわるという。理由は「市場規模が大きいため」(同社)とする。

 このため,同社は20cm角のサブモジュールを200枚以上使い,屋外での暴露試験を続けている。現在は6カ月が経過した段階だが,一部のサブモジュールでは劣化や液漏れといった問題が生じた。個々のモジュールは高い信頼性を実現しているものの,多数のモジュールを生産する際の製造バラつきが原因で,こうした問題が生じているという。

 同社が色素増感型太陽電池を手掛けたのは,スクリーン印刷で形成するプリント配線板の技術を生かせると考えたためである。印刷技術を活用すれば,単位発電量当たりのコストを下げられるとする。一方で色素増感型太陽電池はSi系太陽電池などに比べて変換効率が低いため,面積の狭い日本の屋根などには向かないとされる。このため,フジクラでは設置面積を広く取れる新興国市場への展開を狙っている。

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