クラウド対応フォトブック。クラウドに保存した写真を自動的にダウンロードし,顔認識によりアルバムを自動作成する。
クラウド対応フォトブック。クラウドに保存した写真を自動的にダウンロードし,顔認識によりアルバムを自動作成する。
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ホームコンテンツシェアリング。携帯電話機を介して写真データを共有する。
ホームコンテンツシェアリング。携帯電話機を介して写真データを共有する。
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 東芝は米Qualcomm Inc.のマイクロプロセサ「SnapDragon」を搭載したスマートフォン「T-01A」の新たな用途として,顔認識による自動アルバム作成機能や,家電のコントロール機能などを事例として参考出展した。

 自動アルバム作成機能は「クラウド対応フォトブック」として紹介。米Yahoo! Inc.の「Flickr」などの写真共有サービスを通じて写真データを自動的に取得。その際に個々のデータから顔を自動的に切り出し,同じ顔が写った写真をまとめたアルバムを自動的に作成する。「写真データを保存したまま見ないというケースは少なくない。自動的にアルバムを作成することで,写真を見る機会を増やす」(同社の説明員)。デモではパソコンを使って実装していたが,これをT-01Aにも移植する計画があるという。

 もう一つの「ホームコンテンツシェアリング」は,携帯電話機にある画像をTransferJetを使ってパソコンに転送したり,DLNAサーバーとして携帯電話機が動作することによって,携帯電話機にある画像をほかのパソコンと共有できるというもの。DLNAを通じて表示する画像を携帯電話機側で指定できるので,一種のリモコンとして動作していた。