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【CEATEC】TDK,絵柄も表現できる色素増感型太陽電池を開発

2009/10/06 14:59
木村 雅秀=日経エレクトロニクス
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Agペーストで絵柄を表現できる。実際に発電してファンを回転させる実演をした。
Agペーストで絵柄を表現できる。実際に発電してファンを回転させる実演をした。
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従来の色素増感型太陽電池は色彩だけだった(左)。TDKはフィルム型のアモルファスSi太陽電池も開発している(右)。
従来の色素増感型太陽電池は色彩だけだった(左)。TDKはフィルム型のアモルファスSi太陽電池も開発している(右)。
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 TDKは,パネルに着色できるだけではなく,絵柄も表現できる色素増感型太陽電池を「CEATEC JAPAN 2009」に参考出展した。携帯型充電器などへの応用を目指す。フレキシブルなPENフィルムを使っているため,軽量かつ耐衝撃性にも優れるとする。

 同社はこれまで色素増感型太陽電池で色彩を表現できる点を強調してきたが,今回はスクリーン印刷で形成するAgペースト配線によって絵柄を表現できるようにした。Agペーストで描く絵柄は,電極として機能させなくてはならないため,外周部まで到達する連続的な線で構成する必要があるものの,比較的自由に描画できるという。

 Agペーストと電解液の間にある保護層を改善することによって,Agペーストの腐食を防ぎ,信頼性も高めた。室温で5年程度の使用が可能とする。セルの変換効率は実験レベルでは7.9%を実現しているものの,今回の試作品ではそこまで達していないとする。試作品の寸法は約8cm×5cmで,厚さは0.2mm。2011〜2012年にES(エンジニアリング・サンプル)を提供できるように製造ラインを整備する計画である。

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