ソニーは2009年9月3日,家庭用の3次元映像対応テレビ(3Dテレビ)を2010年に市場投入すると発表した(発表資料)。3D対応の液晶テレビ「BRAVIA」に加えて,Blu-ray Discプレーヤー/レコーダーやパソコン「VAIO」,「プレイステーション 3(PS3)」などの機器の3D対応も進める計画とする。

 投入予定の3Dテレビは,アクティブ方式のメガネとフィールド・シーケンシャル方式の液晶テレビを組み合わせた「時分割方式」を採用する。具体的には,液晶テレビでは左目/右目用の映像を1フレームごとに切り替えて表示する。これと同期する形で,アクティブ方式のメガネで右目と左目の視界を交互に閉ざすことで,左右の目に異なる映像を見せる方式だ。

 ソニーは開発品を,2009年9月4~9日に,ドイツのベルリンで開催される家電展示会「IFA 2009」に出展する。