イスラエルの2社が,使い捨ての内視鏡に向けて超小型のCMOSセンサを開発した。チップ寸法は0.7mm×0.7mmである。設計は主にテルアビブ証券取引所上場のMedigus Ltd.,一部設計と製造はTower Semiconductor, Ltd.による(プレス・リリース)。

 Medigus社らは,既に特定顧客に対するサンプル出荷を終えており,2010年中頃の実用化を見込んでいる。試作したCMOSセンサの画素ピッチや総画素数は未公表だが,Tower社のロードマップから1.7μmピッチと仮定すると,総画素数は15万画素以下になる。製造プロセスの世代は180nm。今回のセンサを用いる内視鏡の寸法は直径1.2mm×長さ5mmになる見込み。



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