米Nielsen Onlineは,米国の子供(2~11才)のインターネット利用に関する調査結果を,米国時間2009年7月6日に発表した。それによると,2009年5月に子供がオンラインで過ごした時間は平均11時間を超え,2004年5月の約7時間を大きく上回った。過去5年間におけるネットの利用時間は,インターネット・ユーザー全体では36%増えたのに対し,子供は63%急増した。

 2009年5月のインターネット・ユーザーのうち,子供が占める割合は9.5%(約1600万人)だった。過去5年間にインターネット・ユーザー全体が10%増えたのに対し,インターネットを利用する子供は18%増加した。

 2009年5月の利用動向を性別でみると,オンラインで過ごす時間は,男の子が女の子と比べ7%長かった。しかしWebページの閲覧数では,女の子が男の子を9%上回った。

 オンラインのビデオ視聴者は男の子が510万人,女の子が520万人とほぼ等分された。しかし実際の利用状況は,男の子によるビデオのストリーミングが61%,視聴時間が57%と,いずれも女の子を上回った。

[発表資料(PDF文書)]