FLEPiaは8型カラー電子ペーパーを搭載する。価格は9万9750円。
FLEPiaは8型カラー電子ペーパーを搭載する。価格は9万9750円。
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 富士通フロンテックは,同社が販売中の電子書籍端末「FLEPia」において,「KeyringPDF」形式のコンテンツを新たにサポートする。これにより,FLEPiaに対応するコンテンツ数は大幅に増え,17万となる。これまでは2万だった。

 2009年9月に出荷する端末から対応する予定である。既に販売済みの製品については,無償のアップグレードを実施する。FLEPiaは,自社開発のカラー電子ペーパーを搭載する端末で,2009年3月に発売された(Tech-On!関連記事)

 これまでFLEPiaは,「XMDF(ブンコビューワ)」形式と「.book(T-Time)」形式の電子書籍コンテンツに対応していた。今回,新たに対応するKeyringPDFは,アイドックが開発したPDFファイル用のDRM。コミックやマガジン,専門書など,既に15万ものコンテンツがインターネット上の電子書籍販売サイトなどで提供されているという。