アルモニコス,リバースエンジニアリングソフトの新版を発売
アルモニコスは,非接触方式の3次元測定装置で取得した点群データからNURBS(Non Uniform Rational B-Spline)曲面データを作成するリバースエンジニアリングソフト「spScan」の新版「spScan 2009.1」を発売した。新版では,エッジ部の角出しに対応したほか,CADデータと測定データの誤差が最小となるように,CADデータの曲面を最適化する機能を搭載し,リバース作業時間の短縮を図っている。
非接触測定データから作成したモデルのエッジ部は通常,微小なR曲面になる。エッジ部をピン角形状にするには,いったん曲面を削除し,モデリングし直す必要があった。新版では,微小なR形状を構成する2つの「基準面」を自動で作成し,その基準面を延長したりトリムすることで,ピン角形状を作成できる。フィレット同士が交わるぼかし面に対し,頂点を自動で作成することも可能。
CADデータの曲面最適化機能は,リバース後の曲面を平行/回転移動,オフセットして,測定データとの誤差が最小となるように曲面形状を修正するもの。隣接する曲面との連続性は保持される。従来のバージョンでは,測定点群データとのフィッティング精度や隣接する曲面との連続条件を指定し,面を作成し直していたが,それらの条件を満たす面は自由曲面となることが多かった。
しかし,実際のリバース作業(特に樹脂成形品のコア側や鋳造品の機械加工部など)では,設計変更やカッターパスの生成を容易にするため,フィッティングの精度を求めるより,平面や半径一定の円柱面(フィレット)にする方が好ましい場合がある。そうした場合,従来のバージョンでは,各面ごとに平面または円柱面の曲面タイプを指定し,作成し直していた。新版では,平面や円柱面で構成されている曲面をそのまま平行/回転移動,オフセットすることで,設計意図を損うことなく,曲面を素早く作成できる。
価格(税別)は500万円(ノードロックタイプ,初年度保守費別)。
連絡先:アルモニコス
URL:http://www.armonicos.co.jp/












