ドイツBosch社は2009年6月、「未来の車」をテーマに「Automotive Press Briefing 2009」を開催し、自動車の環境性と安全性の向上を目指した今後の開発動向について発表した。その中で「いつかは電気自動車が普及すると見ているが、まだ技術的な課題が多く、今後20年間は内燃エンジンの優勢が続く」と予測した。そのため同社は、パワートレーンの電動化に向けたハイブリッド技術と2次電池の性能向上を進めつつ、今後数十年にわたりエンジンの効率化にも力を注ぐという。さらに、横滑り防止装置(ESC)を軸に、安全システムとセンサ技術をネットワーク化することで、安全性の向上を目指す。
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