一般にアナログ回路は,製造プロセスの微細化の恩恵を受けにくい。製造ばらつきによって,線形性などの特性が悪化するからだ。  現在,この特性悪化を補正する手法がさまざま提案されている。例えば,高精度な基準信号源を使う手法や,デジタル信号処理で補正をかける手法である。しかし,いずれも副作用を抱えている。前者は回路規模が大きくなること。後者は,補正実行時にメインの処理を止める必要があることだ。そこでNECエレクトロニクスは,こうした副作用がない回路アーキテクチャを開発した。具体的には,メイン処理のバックグランドで補正をかけることができるアーキテクチャでかつ,実現に必要な回路面積が極めて小さい手法だという。

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