ディスプレイの学会「SID 2009」で「Distinguished Paper」に選ばれたソニーのフレキシブル有機ELの発表(論文番号:44.2)は,今回日本からの発表件数が少ない中で大いに注目を集めた。大型化に対応可能な「リフトオフ・フリー」かつ「シャドウ・マスク・フリー」のプロセスを新たに開発している。2カ月以上の保存期間と1万回の折り曲げを繰り返しながら,25時間の点灯エージング試験後に画像の劣化は無かったという。
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