図1 右から,CMに登場する白戸家のダンテ・カーヴァー氏,カイ君,上戸彩さん,樋口可南子さん,社長の孫正義氏,江川卓氏,桑田真澄氏
図1 右から,CMに登場する白戸家のダンテ・カーヴァー氏,カイ君,上戸彩さん,樋口可南子さん,社長の孫正義氏,江川卓氏,桑田真澄氏
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図2 2009年夏モデルは19機種61色
図2 2009年夏モデルは19機種61色
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図3 1000万画素のCCDカメラを搭載する「AQUOS SHOT 933SH」(シャープ製)
図3 1000万画素のCCDカメラを搭載する「AQUOS SHOT 933SH」(シャープ製)
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図4 「メモリ液晶」を搭載する「mirumo(ミルモ) 934SH」(シャープ製)
図4 「メモリ液晶」を搭載する「mirumo(ミルモ) 934SH」(シャープ製)
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図5 メモリ液晶にさまざまな画像を表示したところ
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図6 太陽電池搭載の「SOLAR HYBRID 936SH」(シャープ製)
図6 太陽電池搭載の「SOLAR HYBRID 936SH」(シャープ製)
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図7 W-CDMA方式の通信機能を備えたデジタル・フォトフレーム「Photo Vision HW001」(中国Huawei Technologies Co., Ltd(華為)製,左)とハローキティとのコラボレーション・モデルである「Photo Vision HW001 KT」(右)
図7 W-CDMA方式の通信機能を備えたデジタル・フォトフレーム「Photo Vision HW001」(中国Huawei Technologies Co., Ltd(華為)製,左)とハローキティとのコラボレーション・モデルである「Photo Vision HW001 KT」(右)
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図8 Giorgio Armani氏がデザインを手掛けた「830SC EMPORIO ARMANIモデル」(韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.製)
図8 Giorgio Armani氏がデザインを手掛けた「830SC EMPORIO ARMANIモデル」(韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.製)
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図9 「ディズニー・モバイル」向けの新機種「DM004SH」
図9 「ディズニー・モバイル」向けの新機種「DM004SH」
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 ソフトバンクモバイルは2009年5月19日,2009年夏モデルとなる携帯電話機の新機種を発表した(図1,2009年夏モデルの紹介ページ)。1000万画素カメラ搭載モデルや太陽電池搭載モデルなど19機種61色を提供する(図2)。「ソフトバンクモバイル史上最多のラインナップ」(同社 代表取締役社長 兼 CEOの孫正義氏)となった。2009年5月以降,順次販売を開始する予定。

 「国内の携帯電話機としては初」(ソフトバンクモバイルの孫氏)となる1000万画素のCCDカメラを搭載するのが「AQUOS SHOT 933SH」(シャープ製)である(図3)。通常の機械式ボタンに加えて,タッチ・パネルの操作でも撮影が可能とする。人物や夜景など撮影シーンをカメラが認識し8種類の撮影モードから自動に設定する「シーン自動認識」機能や,最大5人までの顔検出ができる「人物優先オートフォーカス」機能,100万画素サイズの画像を10枚連続で撮影できる「メガピクセル連写」機能などを備える。

 サブ・ディスプレイに電源の供給を止めても表示を維持できるメモリ性を備えた液晶パネル「メモリ液晶」を搭載するのが,「mirumo(ミルモ) 934SH」(シャープ製)だ(図4,5)。端末を折り畳んだ状態で,時計や天気,メールなどを表示できるほか,搭載する紫外線センサを用いて,紫外線の強さの確認も可能だ。搭載するパネルはシャープが開発。画面寸法が約3型で画素数が456×240。モノクロ有機ELパネルをサブ・ディスプレイに搭載した従来モデル「831SH」に比べて消費電力は約1/500とする。「待ち受け時に,常時情報を表示できる」(ソフトバンクモバイルの孫氏)とする。

 シャープが手掛ける「SOLAR HYBRID 936SH」は,同社の多結晶Si型太陽電池を搭載した端末(図6, Tech-On!の関連記事)。「シャープだからこそ実現できたケータイ。この端末があれば充電の心配はない」(ソフトバンクモバイルの孫氏)という。太陽電池セルの変換効率は非公開としながらも,「約10分間の充電で,待ち受けで約2時間,通話で約1分間可能」(孫氏)という。

通信機能搭載のデジタル・フォトフレーム

 ソフトバンクモバイルは2009年夏モデルとして,音声通話機能を備えない端末が2機種を発表した。W-CDMA方式の通信機能を備えたデジタル・フォトフレーム「Photo Vision HW001」(中国Huawei Technologies Co., Ltd(華為)製)と,低価格ミニ・ノート・パソコン「IdeaPad S10」(中国Lenovo社製)である。

 HW001は,特殊な設定をすることなく,携帯電話機などで送信したメールに添付された画像データを自動的に表示できる(図7)。搭載する液晶パネルの画面寸法は約7型で,画素数は800×480(ワイドVGA)。画像データはJPEGとGIF,BMPの3種類。データ格納用の内部メモリ容量は約384Mバイト,外部メモリとして最大8GバイトのSDHCカードに対応する。ハローキティとのコラボレーション・モデルである「Photo Vision HW001 KT」も提供する。

ARMANIケータイが登場

 他のメーカーとのコラボレーション端末として,ファッション・デザイナーであるGiorgio Armani氏がデザインを手掛けた「830SC EMPORIO ARMANIモデル」(韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.製)が発表された(図8)。筐体側面にLEDを搭載しており,起動時や着信時に赤,青,緑の3色で“EMPORIO ARMANI”の文字を表示する。また,ウォルト・ディズニー・ジャパンがMVNO(仮想移動体通信事業者)として展開する携帯電話サービス「ディズニー・モバイル」向けの新機種「DM004SH」を発表した(図9)。

 そのほか,防水機能を備えた「935SH」(シャープ製),無線LANモジュールを搭載する「931N」,最薄13.9mmの「930N」(以上,NEC製),毎秒15フレーム/秒のワンセグ映像に対して3枚の中間フレームを作成・挿入する機能を備えた「931P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製),筐体前面にタッチ・パネルを搭載した「OMNIA POP 931SC」(Samsung Electronics社製)などを発表した。