回収対象バッテリ(その1)
回収対象バッテリ(その1)
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回収対象バッテリ(その2)
回収対象バッテリ(その2)
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回収対象バッテリ(その3)
回収対象バッテリ(その3)
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 米消費者製品安全委員会(CPSC)とカナダ保健省,および米Hewlett-Packard(HP)は米国時間2009年5月14日,HPが同社製ノート・パソコン用バッテリの自主回収/無償交換を実施すると発表した。発熱による発火の危険性がある。該当バッテリをパソコンから直ちに取り外して使用を中止し,HPに問い合わせるよう呼びかけている。

 問題のリチウム・イオン・バッテリは,2007年8月~2008年3月にHP/Compaqブランドで販売したノート・パソコンの付属品。オプション品やサービス交換品として単体販売もした。約7万個が出回っている見込み。CPSCとHPには,発熱/破裂に伴う小規模な発火/火災の報告が2件寄せられている。人的被害はなかったという。

 回収対象バッテリのラベルには,以下のいずれかの識別コードが記載してある(「^」の部分には,何らかの文字または数字が入ることもある)。HPは詳細な情報をWebサイトで公開している。

62940^^AXV^^^^
65033^^B7U^^^^
65033^^B7V^^^^
65033^^BGU^^^^
65035^^B7U^^^^
65035^^B7V^^^^
65035^^BGU^^^^
65035^^BGV^^^^
67059^^V8U^^^^
67059^^V8V^^^^

これらのバッテリは,以下のノート・パソコンで使われている可能性がある。

●HP Pavilion
dv2000
dv2500
dv2700
dv6000
dv6500
dv6700
dv9000
dv9500
dv9700

●Compaq Presario
A900
C700
F700
V3000
V3500
V3700
V6000
V6500
V6700

●HP
G6000
G7000

●HP Compaq
6720s

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