IT専門調査会社のIDC Japan(本社東京)は,2009年2月に実施した,国内企業1755社の情報セキュリティー対策に関する実態調査結果を発表した。2008年度と比較して,情報セキュリティー関連投資を「減少する」企業は全体の30.3%で,「増加する」の13.9%を上回った。セキュリティー対策の導入予定時期は,調査時点から「1年以内」が26.9%で,「3ヶ月以内」「6ヶ月先」「1年先」を上回った。不況の影響で情報セキュリティー投資も抑制されているとみらるが,個々の具体的なセキュリティー対策への投資は引き続き堅調である。
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