"A2"大の電子ペーパーはどんな感じ? デルタ電子が2枚貼り合わせで提案
デルタ電子は,"世界最大の電子ペーパーサイネージ"とした電子ペーパーを都内で開催された展示会で出展した。実はA3サイズの電子ペーパーを2枚貼り合わせて枠を付けたものだが,「この寸法のカラー電子ペーパーになるとどういう使い方ができるのかをまず見てもらいたい」(同社)として展示会に初出品したという。同社はサイズ以外にもさまざまなインタフェースで電子ペーパーを駆動できる点をアピールした。
A2サイズとした電子ペーパーは,ブリヂストンが既に発表しているA3サイズのカラー電子ペーパー(Tech−On!関連記事)を2枚貼り合わせた。駆動用の引き出し線があるため,貼り合わせの間には約1cmの額縁ができる。1枚の電子ペーパーの仕様は,4096色表示である。同社はA4サイズからA3サイズ,A2サイズまでさまざまな寸法のカラー電子ペーパーを展示した。
同社のもう一つの"売り"はインタフェース技術にある。パソコンのVGA出力を直接表示できるインタフェースを開発してパネル側に搭載したモデルも展示した。ブリヂストンの電子ペーパーを駆動する場合,一般にはビットマップ画像をあらかじめ生成し,パッシブ・マトリクス回路で順次書き込む方法が取られる。同社はパソコンの標準ディスプレイ出力であるVGAからの表示信号からビットマップ画像を生成するインタフェースを電子ペーパー・パネル側に組み込んだ。これにより,パソコンと直結して画像を表示できる。ただし動画や動きのある画像を表示できるわけではない。
このほか同社は,Bluetoothインタフェースや無線LANインタフェースを搭載したモデルも展示,ケーブルなしでの画像書き換えでの使い勝手を提案した。またUSBであらかじめ複数画像をパネル側のメモリーにコピーし,順次切り替えして表示するモデルも提案している。「表示速度や色の鮮やかさなど,メーカーにはいろいろと話はしているが,消費電力の少なさや使い勝手などをまずユーザーにアピールして,使っていくことを提案したい」(同社ディスプレイ技術グループ窪田正氏)という。












