神戸製鋼所と三浦工業は共同で,省エネやCO2排出削減に貢献する「圧縮熱回収蒸気駆動式エアコンプレッサ」を開発,2009年4月から販売を開始した。新しいコンプレッサは,工場で利用する蒸気を動力源に使うと同時に,これまで大気中に捨てていた空気の圧縮熱を回収してボイラ給水の加熱に使用する。従来の電動モータ駆動式エアコンプレッサと比べて,ランニングコストは約85%,CO2排出量は約90%低減できるという。食品や化学品,製薬など,蒸気を使う工場で広く活用できる。
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