アイ・オー・データ,ExpressCard対応のSSDを発表≪訂正あり≫
アイ・オー・データ機器は,ExpressCard/34スロットに対応したSSD(solid state drive)を2009年5月上旬に発売すると発表した。容量が32Gバイトの「EXC-32G」と,64Gバイトの「EXC-64G」の2製品がある。ノート・パソコンに増設するHDDの置き換えを狙う。売り物はHDDと比べて読み出し時のデータ転送速度が速いこと。同社が,フリーウエアのベンチマーク・ソフト「CrystalDiskInfo」を使って測定したところ,HDDと比較してランダム・データの読み出しが約5倍,連続データの読み出しが2倍強高速だった。ただし,書き込みはHDDよりも遅い場合がある。前述のベンチマーク・ソフトでは,ランダム・データの書き込み速度はHDDの約1/2だった。
多値(MLC:multi-level cell)のフラッシュ・メモリを内蔵する。個々のチップの書き換え可能回数は5000回程度だが,書き換え回数の均等化処理を施すことで「ヘビーユーザーが10年間利用しても大丈夫な水準」(同社)の信頼性を確保したという。8チップに並行してデータを読み書きすることで転送速度を高めた。コントローラは,台湾JMicron Technology Corp.製とみられる。
想定価格は,32Gバイトが1万5800円,64Gバイトが2万2800円。競合する2.5インチHDDと比べてまだ高く,アイ・オー・データ機器も急激に市場が拡大するとはみていないもよう。「市場が大きく広がるには,容量あたりの価格がHDDの2倍を切る程度になる必要があるのではないか」(同社)。同社としては,今後時間をかけてSSDの市場を育てていきたいという。加えて今回の製品には,ExpressCard対応のSSDという製品分野に対するユーザーの反応を調べる狙いもあるようだ。
写真の説明に「63Gバイト」とあったのは,「64Gバイト」の誤りでした。記事は修正済みです。












