シャープは,液晶パネルや太陽電池の前工程を,現地企業との合弁で海外生産する「前工程を丸ごと売る」ようなビジネス・モデルを進めていく。代表取締役社長の片山幹雄氏が,経営戦略説明会で明らかにした。「日本国内の工場からデバイスを輸出するビジネス・モデルは,もはや最先端の製品であっても,事業として立ち行かない状況にある」(同氏)とし,生産技術を提供して現地企業と合弁会社を設立し,そこから得る技術使用料や配当などで収益を得ていく方針に転換する。
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