JFEテクノリサーチは、衝撃エネルギの吸収特性に優れた軽量中空鉄球「TEC-BALL」を開発した(図1)。直径3~4mmで肉厚が70~100μm、見かけの密度が0.8~0.9g/cm3という水に浮くほど軽い鉄球で、衝撃エネルギの吸収性や断熱性、防振性に優れている。自動車用の衝撃エネルギ吸収材(バンパ周り、センターピラーなど)や、エレクトニクス関連装置の防振材(半導体製造装置、顕微鏡など)に向けて実用化を進めており、今後、各種産業分野への適用も進めていく。
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