米comScoreは米国時間2009年3月16日,米国携帯電話ユーザーのインターネット利用について調査した結果を発表した。それによると,2009年1月に携帯電話を使ってインターネット上のニュースや情報にアクセスしたユーザーは6320万人で,前年同月から2倍以上に増加した。このうち35%(2240万人)は,日常的に携帯電話からインターネットを利用していた。

 「iPhone」向けなどにダウンロード提供されているアプリケーションを使ってニュースや情報にアクセスしたユーザーは2230万人だった。最も人気が高いのは地図アプリケーションで,820万人が利用している。また,SMS(ショート・メッセージ・サービス)ベースの検索機能も,携帯電話からインターネット上の情報にアクセスするユーザーの増加に貢献した。
 
 comScoreモバイル部門上級副社長のMark Donovan氏は,「この1年間で,携帯電話によるインターネット利用は人々の日常生活の一部になった」と説明する。同氏によると,毎日のように携帯電話からインターネットにアクセスするユーザーの間で,SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やブログの利用が爆発的に増加しているという。

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